約10か月の妊娠期間を経るといよいよ出産です。
陣痛や分娩は人それぞれですが、出産前にできる限りの情報を得て、不安を取り除きましょう。
出産育児一時金を自治体が支払ってくれる
自治体(市区町村)から産院へ出産育児一時金を直接支払う「直接支払制度」があり、妊婦さんの代わりに産院が申請の手続きをして、出産育児一時金を受け取り、出産費用に充ててくれます。
手続きの流れ
1.出産の3か月前
出産を予定している産院が「直接支払制度」に加入しているか確認してください。
2.出産の2か月前
出産予約ができたら、「直接支払制度」の書類を産院からもらって記入します。
3.退院するとき
出産にかかった費用がわかりますので、出産育児一時金の(42万円)の超過分を支払ったり、余った差額分を受けとります。
直接支払制度」を導入していない産院
多くの産院が「直接支払制度」を導入していますが、中には「直接支払制度」を導入していない産院もあります。
その場合でも「受取代理制度」があり、自分で健康保険に申請して、産院に支払ってもらうこともできます。
出産費用を立て替える余裕のある人は、「産後申請方式」を使うこともできます。
出産育児一時金(名古屋市)
各自治体(市区町村)には出産育児一時金のページが用意されています。
ここでは例としまして名古屋市の出産育児一時金に関するページをお伝えします。