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新型出生前診断(NIPT)の体験談 Part2 出生前診断について調べる

新出生前診断の体験談

nanaは36歳のとき、新型出生前診断(NIPT)を名古屋市立大学病院で受けた経験があります。

ここでは、出生前診断の種類を調べて、新型出生前診断(NIPT)に決めるまでをお伝えします。

出生前診断について調べる

nanaが出生前診断についていろいろと調べていると出生前診断には大きく分けて4つあることがわかりました。

 

nanaが出生前診断を考えているとき、世間では「新型出生前診断(NIPT)」について話題になっていましたので、これを合わせるとnanaが考えるべく出生前診断は5つです。
 

それぞれの出生前診断について

「どの出生前診断をするか?」とそれぞれの出生前診断について考えました。

絨毛検査は実施している施設が少なく、特別な検査のようなので、対象からは外しました。

超音波検査

染色体異常を直接調べる訳ではなく、胎児の形で「もしかして染色体異常があるかも?」ぐらいがわかるだけです。

産婦人科の健診で行いますので、「わざわざ検査を受ける」という訳ではありません。

母体血清マーカー検査(クアトロテスト、トリプルマーカーテストなど)

「染色体異常の可能性は何分の1」と確率が出るだけです。

「100分の1だったら危険で、1500分の1は安心か」と言われるとそうではありません。

確率が低くても染色体異常だったとも聞きます。

逆に確率が高くても染色体異常がなかったとも聞きます。

結局、この検査をしても確証が得られないため、nanaは候補から外しました。

羊水検査

「胎児の染色体異常があるかどうか?」が確実にわかる方法です。

羊水検査は、子宮に長い針を刺して羊水を吸引しますので、300分の1の確率で流産を引き起こしたり、破水したり、母体にも感染症が出るリスクがあります。

nanaは「羊水検査で染色体に異常がないとわかれば安心」ということは理解していましたが、リスクを考えると怖くて羊水検査を選ぶことをためらっていました。

新型出生前診断(NIPT)

nanaが出生前診断を考えていた頃、「新型出生前診断(NIPT)が始まる」ことが決定していました。

「新型出生前診断(NIPT)は、採血するだけで、21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常がわかる」ということです。

羊水検査に比べるとわかる染色体異常は少ないのですが、主な染色体異常がわかり、胎児にも母体にもリスクがありません。

羊水検査のように確定診断(答えがはっきり出る)ではりませんが、「陰性」の場合は99%以上の確率で「染色体異常なし」と結果が出ます。

「陽性」の場合は「染色体異常かもしれない」となり、羊水検査をうけなければいけないため、心理的にも負担が増えます。

「陰性」なら採血だけで検査が終わりますが、「陽性」なら羊水検査を受ける手間が発生し、心理的にも負担が増えます。

羊水検査が約10万円なのに対し、新型出生前診断(NIPT)は約15万円~20万円ですが、ここまで来たら費用は関係ありません。

新型出生前診断(NIPT)に決定

新型出生前診断(NIPT)は、費用は高いけどリスクがなく、陰性の場合は99%の精度のため、最後まで候補に残った羊水検査をやめ、nanaは新型出生前診断(NIPT)を受けることに決めました。
 

 

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