サイトアイコン 子育てサマリー

新型出生前診断(NIPT)の体験談 Part5 キャンセル事件(例:名古屋市立大学病院)

新出生前診断の体験談

nanaは36歳のとき、新型出生前診断(NIPT)を名古屋市立大学病院で受けた経験があります。

ここでは、名古屋市立大学病院で予約した新型出生前診断(NIPT)をキャンセルしようか悩み、キャンセルをし、それを撤回するというエピソードをお伝えします。

新型出生前診断(NIPT)をキャンセルしようか悩む

名古屋市立大学病院で新型出生前診断(NIPT)のカウンセリングを受けて、検査の予約をしてから数日間は、「本当に新型出生前診断(NIPT)の検査を受けるべきなのか」を夫と2人でずっと悩んでいました。

悩んでいた理由

新型出生前診断(NIPT)では3つの染色体異常(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー)しかチェックできないため、それ以外の染色体異常があった場合は発見できなのです。

技術的には全ての染色体異常がわかるようですが、倫理的な問題で今のところは3つだけが検査の対象です。

羊水検査はほとんど全ての染色体異常がわかります。

「もし陽性(異常の可能性がある)だったら、羊水検査をしなければいけない」、「どうせ検査をするなら、新型出生前診断(NIPT)をせずに最初から羊水検査をした方がいいのかもしれない」と考えるようになりました。

キャンセルを決める

「新型出生前診断(NIPT)は3つの染色体異常しか発見できないから、中途半端なんじゃない?」、「3つの染色体異常がわかっただけで安心できるのかな?」と新型出生前診断(NIPT)の価値を見いだせなくなり、名古屋市立大学病院に電話をして新型出生前診断(NIPT)の予約をキャンセルをしました。

このころ、nanaと夫は「新型出生前診断(NIPT)ではなく、より確実な羊水検査をするか?しないか?」の選択になっていたのです。
 
■キャンセルの電話:4月18日(木)

キャンセルの撤回

名古屋市立大学病院に電話をして新型出生前診断(NIPT)の予約をキャンセルした翌日、新型出生前診断(NIPT)や羊水検査の出生前診断について夫と話し合い「出産までの不安をなくすために出生前診断を受ける」ことを再確認しました。

しかし、やはり羊水検査のリスクや実際にnanaのおなかに針を刺すのは怖いです。

それだけではなく「羊水検査をして赤ちゃんに何かあったらどうしよう」と考えると不安で仕方がなくなります。

そこで「新型出生前診断(NIPT)を受ける」ということについて夫と話し合いました。

新型出生前診断(NIPT)の再検討

よくよく考えると羊水検査を受ける人の多くは「おなかの中の赤ちゃんにダウン症の可能性があるかどうか?」を調べる人が多いため(もちろんダウン症以外の染色体異常を気にする人もいます)、新型出生前診断(NIPT)で調べる21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーだけでも分かれば十分という考えになりました。

「やっぱり新型出生前診断(NIPT)を受ける」と思い直しましたが、「名古屋市立大学病院での検査をキャンセルしてしまったけど、すぐに新しい予約がとれるのか?」がとても心配になりました。

名古屋市立大学病院に予約の電話

一度、検査をキャンセルした名古屋市立大学病院の産科婦人科に電話をし「いろいろと夫婦で考えたのですが、やはり新型出生前診断(NIPT)を受けたいです。一番早い予約はいつになりますか?」と聞くと、電話に出た看護師さんが「先生に聞いてきます」とのこと。

ドキドキしながら待っていると「キャンセルした日時でもう一度予約をとれます」との返答がありましたので、同じ日時で予約をしてもらいました。

後日、先生にキャンセルの件を謝罪すると「新型出生前診断(NIPT)に関わらず、出生前診断については悩む人が多くいるから、大丈夫ですよ」とやさしく言ってくれました。

予約がとれて一安心です。
 
■予約のとり直し:4月19日(金)■
 

 

モバイルバージョンを終了