nanaは36歳のとき、新型出生前診断(NIPT)を名古屋市立大学病院で受けた経験があります。
ここでは、実際にnanaが体験した名古屋市立大学病院での新型出生前診断(NIPT)のカウンセリングと採血についてお伝えします。
新型出生前診断(NIPT)のカウンセリング1回目
4月22日(月)、予約時間の13時30分に名古屋市立大学病院の産科婦人科で受付をし、新型出生前診断(NIPT)に関する「1回目の受診で受け取った書類をきちんと読みましたか?」、「臨床遺伝医療部を受診される方へ」の確認書類を記入しました。
書類についての詳細はこちらのページをご覧ください。
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産婦人科の待合室で45分待って、ようやくカウンセリングが始まりました。
予約があって45分も待ったのはちょっと辛かったのですが、初診に比べるとかなり早く診察室に呼ばれました。
カウンセリングの内容
カウンセリングでは、先生から新型出生前診断(NIPT)に関するグラフやイラストなどが書かれたファイルを使って、21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーなどの説明がありました。
1回目の受診でもらったアンケートを先生に渡します。
すぐに決断できない
「新型出生前診断(NIPT)の結果が陽性だったら、必ず羊水検査を受けてください」と先生から言われ、理解していたつもりでしたが、急に涙が出てきました。
夫とは「きっと大丈夫だから、出産まで安心して過ごせるように念のため新型出生前診断(NIPT)を受けよう」と決めていたのですが、nanaの年齢(36歳)では21トリソミー(ダウン症)の可能性は約300分の1です。
ということは、新型出生前診断(NIPT)で陽性(ダウン症の可能性あり)が出る可能性もそれと同じぐらいあるため、考えれば考えるほど不安になってしまうのです。
「新型出生前診断(NIPT)を受ける」と決めてきたのですが、心が揺らいでしまいました。
夫がnanaを心配してくれて「少し外で考えてもいいですか?」と先生に聞いてくれ、「大切なことだから考えてきてくださいね」と言ってくれました。
■カウンセリング1回目:4月22日(月)14時15分~14時40分
待合室で考える
まだこの段階では、「新型出生前診断(NIPT)を受けない」ことを選択することもできます。
夫も「羊水検査が怖ければ新型出生前診断(NIPT)をやめてもいいんだよ」と言ってくれました。
新型出生前診断(NIPT)は、検査できる期間が決まっているため(妊娠10週~15週)、決断を先送りにすることもできません。
新型出生前診断(NIPT)を受けなければ、これから出産まで不安を抱えたまま生活することになります。
いろいろと考えれば考えるほど「新型出生前診断(NIPT)を受けた方がいい」のです。
nanaのためにも、夫のためにも。
頭ではわかっているのですが、気持ちが落ち着かないのです。
待合室でずっと泣いていました。
でも、夫のおかげで何とか落ち着き、新型出生前診断(NIPT)を受けることができる状態になりました。
■泣いていた時間:14時40分~15時15分
新型出生前診断(NIPT)のカウンセリング2回目
先生から「気持ちが落ち着いたら看護師に伝えてくださいね」と言われていましたので、看護師さんを呼びました。
30分後に診察室に再び呼ばれ、「今度こそは新型出生前診断(NIPT)を受けます」とnanaから伝えました。
その後、先生が再び検査の内容を説明してくれました。
「検査の結果がわかるのは2週間後」と先生に言われましたので、5月7日(火)の15時30分に予約をしました。
■カウンセリング2回目:15時45分~15時50分
新型出生前診断(NIPT)の検査(採血)
新型出生前診断(NIPT)の検査と言っても、採血をするだけです。
診察室とは別の部屋に呼ばれ、採った血を入れる容器とnanaの名前を確認し、20mlを採血されました。
nanaの血管は細く、今まで通った病院の看護師さんは採血に苦労するのですが、この日の看護師さん(かなりベテラン風)は信じられないぐらい上手に採血してくれました。
採血が終わった後も、再び採った血を入れてある容器とnanaの名前を確認しました。
ここで間違いがあると別人の検査結果を報告することになってしまうので、徹底していました。
診察料の支払い
外来診療棟の1階(診察券を発行したところ)にある会計に並び、診察料を支払います。
■診察料:10,180円
■新型出生前診断(NIPT)の検査料:189,000円
■合計:199,180円