nanaが出産をしたときの体験談です。
nanaは深夜から陣痛が始まり、出産になりました。
今、妊娠している人も、これから妊娠するかもしれない人にも役立ってもらえれば嬉しいです。
病室でゆっくり過ごす
産後3時間が過ぎたころ、看護婦さんがnanaたち家族のいる分娩室に様子を見にきてくれました。
夫は病室へ先に戻り、そして生まれたての私の赤ちゃんは新生児室に大切に預かってもらうことに。
16時:病室
「起き上がれますか?フラフラしませんか?」と看護婦さんに聞かれ、「大丈夫だと思います」と伝え、いざ起き上がろうとすると・・・、「えっ?!」びっくりするくらいフラフラして、とても歩いて病室に帰れそうもありません。
「みなさん、結構驚かれるんですけど、出血もしてますし、何より大仕事を終えたあとですからね~。無理せず、車いすで病室に戻りましょっか」と看護婦さん。
車いすで病室に戻ると笑顔で夫が迎えてくれました。
看護婦さんから産後のお薬の説明や産後すぐのお手洗いでの注意事項などの説明を受け「ずっとお手洗いに行けていなかったと思うけど、どうですか?もよおしたい感じはありますか?」と聞かれました。
でも切開のための部分麻酔がまだ効いているのか、まるで感覚がありません。念のため看護婦さんに手伝ってもらいお手洗いへ。
まるで感覚がないので本当に不思議な感じでした。
この感覚のなさは産後2週間ほど続いたように思います。
看護婦さんからはもよおした後の消毒の仕方、悪露のナプキンのつけ方などを教えてもらいました。
看護婦さんからもらった産後セット
病室にはちょうどおやつの時間だったようで、nana用のおやつも夫がとっておいてくれていましたが、昼食も食べていなかったのにまだまだ食べる気力がなく、夫に食べてもらいました。
初めての食事~就寝
18時の夕食まで、「少しでも眠って休んだほうが良かったのでは?」と思うのですが、極度の興奮がなかなか収まらなかったのか全然眠くなく、夫と出産の喜びについていつまでも話しをしていました。
18時:夕食
ノックとともに産院お抱えシェフが夕食を運んできてくれました。
座るのも一苦労だったのですが、朝からずっと何も口にしていなかったのでなんとか起き上がり、夫と一緒に夕食をとりました。
本来ならば「産後回復のために出されたものは一人ですべて食べたほうがいいのだろうな」と思いつつも全ては食べきれず、夫に残りを食べてもらいました。
夕食(カリフォルニアロール)
栄養バランスが考えられた食事は本当に美味しかったです。
21時:面会終了
面会終了時刻になりました。
夫ともしばらく別々の生活がこれで始まりました。
出産当日は赤ちゃんを新生児室で預かってもらえるということで、病室には私一人。
21時消灯なので灯りを消し、ベッドで横になると目に浮かぶのは我が子の愛らしい姿でした。
さすがに興奮も収まっていたのか、その後すぐに寝付いてしまいました。