「この時間に寝かせるつもりだったのに気づけばこんな時間に!」と就寝時間を徹底できずもやもやしてしまうことってありませんか?
仕事をしているママだと、保育園・幼稚園のお迎えの後ごはんやお風呂など自分のことより幼児のことでいっぱいになり、気づいたときには遅い時間になっていた…なんてことあると思います。
私も一児の母ですが、「今日は早く寝かすぞ!」と思っても、それがうまくできたことはあまりありません。
幼児はたっぷり眠らした方がいいとよく聞きますが、「睡眠時間の平均や理想って一体どれくらいなの?」と気になりますよね。
また、幼児の寝不足は成長ホルモンにも影響されると言われています。
今回は、幼児の睡眠時間についてご紹介していきたいと思います。
幼児の睡眠時間の平均は?
では実際に幼児の平均睡眠時間を幼稚園と保育園別にご紹介していきますね。
- 9時間~10時間(42.8%)
- 10時間~11時間未満(21.5%)
- 8時間~9時間未満(21.3%)
- 9時間~10時間(42.2%)
- 10時間~11時間未満(8.0%)
- 8時間~9時間未満(33.5%)
上記のデータは、学研教育総合研究所の調査で出た数値になり、見てもらうと分かると思いますが、幼稚園の平均睡眠時間は保育園と比べて約30分長いことがわかります。
ここにお昼寝の時間も加わりますので、十分理想の睡眠時間に達しているのではないかなと思います。
また幼稚園に比べ保育園の方が平均睡眠時間は約30分短いですが、睡眠時間が6時間未満の幼児はいないので十分睡眠をとっていることも分かりました。
保育園と幼稚園では預かり時間も違いますし、幼児の活動時間も変わってきますので自然と睡眠時間の誤差が出てきてしまうのではないかと私は思います。
私はまだ幼稚園や保育園に子供を預けてはいないのですが、今より睡眠時間が少なくなってしまっても毎日子供が楽しく通ってくれればいいかなと勝手に思い込んでいます。(笑)
幼児の睡眠時間の理想は?
では「幼児の睡眠時間の理想って一体何時間なの?」と多くのママさんは思うと思います。
私もその1人です。
少し前のものですが、NPO法人「アメリカ睡眠団体」が2004年~2014年のデータをまとめた調査結果、幼児の理想の睡眠時間は以下のとおりでした。
- 0ヶ月~3ヶ月:14時間~17時間
- 4ヶ月~11ヶ月:12時間~15時間
- 1歳~2歳:11時間~14時間
- 3歳~5歳:10時間~13時間
全体的に調査する以前より、幼児の睡眠時間は少し減っているようですが、やはり少しでも多く睡眠時間を取らしてあげた方がいいんですね。
幼児の睡眠不足は成長ホルモンに影響も!
幼児の睡眠不足は成長ホルモンに大きく影響を与えると言われています。
眠っている間に分泌されるホルモンは、骨や筋肉の成長に欠かせない成長ホルモンで骨や筋肉以外でも免疫力の向上や疲労回復、身体の損傷の修復や脂肪分解の促進といった大切な働きをしてくれます。
インターネットの情報によると、幼児の睡眠不足が続くと大人になったときにすぐ起こる性格になったり記憶力が悪くなり忘れ物が多くなる、また十分な睡眠を取っていないので日中ぼーっとしているなどの影響が出てしまうみたいです。
実際に昔と現在の子供を比べてみると、犯罪を犯してしまう子やすぐ喧嘩してしまうなどニュースでよく見るようになりましたよね。
絶対とは言い切れませんが、少なからず成長ホルモンの影響が関係しているのではないかと思いました。
今回は幼児の睡眠時間の平均や成長ホルモンの影響についてご紹介しました。
私も一児の母として、1日の育児で1番大変なのが寝かしつけです。
どんなに日中いっぱい遊ばせて体力消耗させても子どもってすごい体力を持っているので、
なかなか自分が決めていた時間に寝てくれないんですよね。
お仕事をしているママさんは、私以上に大変だと思いますし毎日時間に追われる日々だと思います。
今回ご紹介したのはあくまで平均や理想であり、必ずしも〇〇時間以上寝かせなければいけないという決まりはありません。
ただあまりにも睡眠時間が少ないと、成長ホルモンに大きく影響してしまうことは事実みたいなので寝かせられるときはたっぷり寝かせてあげようかなと私は思っています。