うどんやそばの薬味、、または秋に定番のサンマのお供など様々な料理の引き立て役として登場する大根おろし。

しかし、大根おろしを口にしたときに「辛い!!」って、あまりの辛さにびっくりされた方も多いのではないでしょうか?

実際、私もサンマのお供に大根おろしを添えて食べたら辛くて、しばらく「大根おろし恐怖症」になったことがあります(笑)

しかし、その一方でまろやかで甘みのある大根おろしもありますよね。

「同じ大根なのになんで辛いものと甘いものがあるの?」と疑問に思われる方も多いと思います。

そこで今回は、「大根おろしがなぜ辛いのか?」、辛い大根の見分け方や辛みを取る方法などをご紹介していきたいと思います♪

大根おろしが辛いのはなぜ?

大根おろし

大根おろしのピリピリと辛い原因は、「アリルイソチオシアネート」という成分によるそうで、この成分は大根の細胞が破壊されることで発生します。

そのため、大根をすりおろすことにより、あのピリピリとした刺激的な辛さになるのですね。

このアリルイソチオシアネートは、大根の上部よりも下部の方に多くあります。

私もそうですが、大根おろしをするときって下部の部分を使う方が多いと思います。

一見すると大根の上部にある緑部分って辛いイメージがあるので、大根の下部を使っていましたが実はそれが逆効果だったんですね(゚д゚)!

もし、私のように大根の下部で大根おろしをしている方は、今日から上部を使うようにしましょう◎

大根の辛いところの見分け方や辛味を取る方法は?

大根

スーパーで売っている大根は色んな長さや形、太さがあり、「どの大根が一体甘い大根なの?」と野菜コーナーで悩まれる方もいるのではないでしょうか?

私もその1人です(;^ω^)

10分とか余裕で大根を選んでいるときもありました(笑)

ただ、何十分も立ち止まって選ぶのは時間の無駄ですし、さくさくと買い物は済ませたいですよね!

そこで辛い大根の見分け方と辛みを取る方法をそれぞれご紹介したいと思います☆

辛くない大根と辛い大根の見分け方

辛くない大根と辛い大根の見分け方は下記のとおりです。

辛くない大根の特徴

辛くない大根の特徴はこちら。

  • 大根の表面のくぼみの列がきれいにまっすぐ縦に並んでいるもの

 
大根だけじゃなく採れたての野菜をよく見ると、くぼみの列が綺麗にまっすぐ並んでいるものがありますよね!

そのような大根はどの部位を使っても、まろやかで甘みのある大根です♪

辛い大根の特徴

逆に、下記のような大根は辛い大根です。

  • くぼみの列が螺旋状にギザギザとねじれて綺麗に並んでいない
  • くぼみの列が不揃い、斜めっている

 

ちなみに、新鮮な大根を見分けるポイントもちらっとご紹介すると…

  • 葉の色が鮮やかな緑色でみずみずしいもの
  • 大根の白い部分にハリと艶がありずっしりと重みのあるもの

 
直売店で売っている野菜など、白い部分にハリがあって艶があるものが多いですよね(*^-^*)

煮物や炒め物にはそこまで慎重に選ぶ必要はないですが、大根おろしやサラダで大根を使用する際は上記で紹介した「大根の表面のくぼみの列が綺麗にまっすぐ縦に並んでいるもの」を選ぶといいでしょう◎

大根の辛みを取る方法

次に大根の辛みを取る方法をご紹介したいと思います。

簡単に大根の辛みを取る方法です。

  • 加熱する
  • やさしくすりおろす
  • 水で洗う
  • 味の素を少量ふりかける

 
順番にご説明していきますね☆

加熱する

これは私もよくやる方法ですが、すりおろした大根を電子レンジで加熱すると大根の辛みがなくなり甘い大根おろしに変化します!

大根おろしの量にもよりますが、電子レンジで1~2分加熱するだけ!!

すっごく簡単!!

加熱している間に他の料理を作ることができるので、加熱する方法をしている方も結構多いです(*^-^*)

やさしくおろす

この方法を耳にする方多いのではないでしょうか?

私も「大根おろしはやさしくおろすと辛くないよ~」なんて、母や叔母に言われたことがあります。

大根の辛み成分であるアリルイソチオシアネートは、大根の細胞が破壊されることにより発生するので、なるべく細胞を傷つけないようにそーっと円を描くようにおろすと辛みを抑えた大根おろしを作ることができます。

また大根は皮に近いほど辛くなるので、大根おろしをするときは大根を縦に4分割し中央部分からおろしてあげると、もっと甘みのある大根おろしを作ることができます♪

水で洗う

え!?と思われた方いるのではないでしょうか?(笑)

実は水で大根おろしを洗うと辛みが軽減されるそうです!!

やり方はとっても簡単で、おろしたものを水に浸して水気をしっかり絞るだけ(^^♪

不思議なことに、しっかり辛みが抜けた大根おろしに大変身しちゃうみたいですよ☆

この方法はあまり知られていないので、半信半疑ですが、次に大根おろしを作るときに私も試してみようと思います。

味の素を少量ふりかける

この方法はちょっとした裏技で、知らない方の方が多いのではないかな~と思います。

大根おろしが辛い!と思ったら味の素をほんの少し振りかけてみるといいそうです。

あら不思議!本当に辛さがなくなっちゃうとのこと!

ただ、味の素をかけすぎてしまうと味の素の味が強くなってしまうので、少量ずつ調節してかけるといいですね (;^ω^)(笑)

 
 

今回は大根おろしの辛さの原因や辛みを取る方法などをご紹介しました☆

大根おろしって美味しいですが、辛い大根おろしを一口食べた瞬間口の中がピリピリして大変なことになりますよね(;^ω^)(笑)

大根は下部より上部の方が水分量や甘みがあり、大根おろしの最適な部分だと分かりましたね(^^♪

また辛みを取る方法をいくつかご紹介しましたが、味の素や水で洗う方法には驚きますよね(笑)

この2つの方法は私の周りでやっている人は少なく、私もやったことがない方法です。

いちいち加熱するのがめんどくさいな~と思われた方には、この2つの方法おすすめします☆

我が家にも常に味の素はストックしてあるので、今度大根おろしを使う料理を作った時は味の素で辛みを取ってみようと思います(*^-^*)

大根おろしは季節問わず、どんな料理にも最適なので大根おろしの辛みで悩んでいる方は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね(*’ω’*)♪