砂抜きや塩抜きをしたあとのあさりってどうやって保存したらいいのか?どれくらい日持ちするのか気になりますよね。

潮干狩りなどで大量にあさりを採ってきても、保存方法が間違っているとせっかく採ってきたあさりが台無しになってしまいます。

あさりは鮮度が落ちるのがとても早く間違った保存方法をしてしまうと、味が落ち腐ってしまう場合もあります。

そこで今回は、あさりの砂抜き後の保存方法や保存期間についてご紹介していきたいと思います。

あさりの砂抜き後の保存方法は?

あさりの砂抜き
 

スーパーや潮干狩りで大量にあさりを採ってきた場合、まず砂抜きを行いますよね。

この砂抜きを行うことで、食べたときにジャリっと砂を食べることがなくなります。

ですがもう1つ、あさりを美味しく食べるために大切なことがあります。

それは塩抜きです。

砂抜きが一般的によく知られていますし聞いたことあると思いますが、塩抜きを知らない方が意外に多いのです。

塩抜きとは文字通り、アサリの体内に入った海水や塩水を抜くことです。

塩抜きをしないでそのまま調理してしまうと、塩辛くとてもしょっぱいんです。
 

塩抜きの方法はとっても簡単。

砂抜きをしたあさりを塩水から出して、水がない状態にして常温で約1時間放置します。

放置が終わったら流水でガチャガチャ洗えば塩抜きの完了です。

塩抜きは砂抜きが終わった後、そのまま処理することができますので塩抜きは必ずしてくださいね♪
 

あさりの砂抜きだけではなく、塩抜きの方法もわかったら、次は気になる保存方法です。

潮干狩りであさりを採ってきて、すぐに調理する場合は何も問題はないですが、大量にあさりがある場合や食べきれない場合は、冷蔵保存や冷凍保存をすることになります。

冷蔵や冷凍保存って言っても、どれくらいの期間保存できるのか気になると思います。
 

次から冷蔵と冷凍保存をした場合の保存期間について詳しくご紹介しますね。
 

あさりの冷蔵保存できる期間と方法は?

あさりの冷蔵保存できる期間は、3日程度と言われています。

冷蔵保存の方法もとっても簡単!

あさりの冷蔵保存の手順と注意点

あさりの冷蔵保存の手順と注意点についてお伝えします。

あらかじめ砂抜きをしてから冷蔵保存し、調理する前に塩抜きをしてくださいね。

手順

①新聞紙やキッチンペーパーなどで軽く湿らせてあさりを包む

②タッパや深めの容器に入れる

③冷蔵庫に入れ保存する

たったこれだけで簡単に冷蔵保存ができます☆

注意点

冷蔵保存するにあたり、いくつかの注意点があります。
 

①タッパや容器に入れた後は、フタやラップはしない
※フタやラップをしてしまうと、あさりが窒息してしまうため。

②湿らせた新聞紙やキッチンペーパーは冷蔵庫の中で乾燥してくるので、乾燥しないように時々様子を見る

③冷蔵庫に野菜室やチルド室がある場合はそっちに入れる
※冷蔵庫の中は海水よりも温度が低いので、温度が高い野菜室やチルド室の方がとても条件がいいのです。

④冷蔵庫から取り出し調理する場合は、1度においを確認し異臭がするものは取り除く

冷蔵での保存期間は3日程度ですので、短期間で調理できる場合は冷蔵保存が良いと思います。
 

あさりの冷凍保存できる期間と方法は?

あさりの冷凍保存方法は殻付きとむき身2つの方法があります。

どちらの方法も、あさりを冷凍保存する場合は、あらかじめ砂抜きと塩抜きをやっておいてくださいね。

あさりを殻付きで冷凍保存する手順と注意点(保存期間は1ヶ月程度)

あさりを殻付きで冷凍保存する手順と注意点をお伝えします。

手順

①あさりの表面の水気をしっかり拭き取る

②フリーザーパックなど密閉できるものにいれる

③冷凍庫に入れる

注意点

①フリーザーパックに入れるときは、あさり同士がくっつかないように離して平らになるように入れる

②一度に使い切る分のあさりを1パックずつ入れる

③フリーザーパックの空気は完全に抜く

④冷凍庫に入れるときは、できるだけ下の方に入れる
※急速冷凍機能が付いている場合はそちらを利用する

あさりをむき身で冷凍保存する手順と注意点(保存期間は2~3週間程度)

あさりをむき身で冷凍保存する手順と注意点をお伝えします。

手順

①耐熱皿にあさりを並べ貝が開くまで2~3分加熱する

②あさりが開いたら火傷に注意し身をスプーンで取り出す

③粗熱が取れたら耐熱皿に出汁ごとフリーザーパックに入れる

④冷凍庫の下の方に入れる

注意点

①耐熱皿は深いものを使うとレンジの中で貝が開いているのか見やすいので、なるべく深いものを使用する

②貝が開いたらすぐに加熱をやめる
※加熱しすぎてしまうと身が固くなってしまう

③身を取り出すときは貝が熱くなっているので火傷に注意する

④殻付き同様に冷凍する場合はできるだけ下の方に入れ、早く凍るようにする

長期間保存したい場合は殻付きの方がおすすめですが、解凍を楽にしたい場合はむき身の方がいいでしょう。

また、どちらも保存する際に注意点がありますのでしっかり把握し正しい保存方法をしてくださいね♪

 
 
 

今回はあさりの保存方法や保存期間についてご紹介しました。

あさりはどんな料理にも使うことができるのでつい大量に購入してしまいがちですが、貝なので痛むのも早く保存方法に迷いますよね。

砂抜きや塩抜きをしてもきちんとした保存方法を行わないと、お腹を下してしまったり腐って食べることができなくなってしまうこともあります。

調理方法にもよりますが、3日以内に食べることができるなら冷蔵保存。

3日以上あさりを使わない場合は、冷蔵保存が良いと思います。

正しい保存方法をしっかり理解し、美味しいあさり料理を楽しんでくださいね(#^^#)