nanaが出産をしたときの体験談です。
nanaは深夜から陣痛が始まり、出産になりました。
今、妊娠している人も、これから妊娠するかもしれない人にも役立ってもらえれば嬉しいです。
ついに赤ちゃんを出産
ついに分娩室に移動しました。
12時30分;分娩室
分娩室に移動するやいなや、左手首に点滴をつけられ、右手は血圧測定。医師がやってくるといよいよ分娩スタート。
波のように押し寄せる陣痛とともに呼吸法を医師や助産師、看護師さんの言うままに行いました。
「吸って~、吐いて~、吸って~、はい、いきんで!」その言葉とともにいきみます。
あまりの辛さに声が漏れるとすかさず「声出さないで!頑張って!」と。
「頭が見えてきたよ~。あと少しだよ~。
はい、頑張って!」と医師に励まされながらいきんだり、休憩したり。
やっとずっと会いたかった赤ちゃんに会えます。健診のたびに恥ずかしいのか顔を見せてくれなかった赤ちゃん。
「早く顔をママに見せて!」という思いとともに精一杯いきみました。
それなのになかなか赤ちゃんは頭を出してくれません。看護師さんが私のお腹を押すという処置が加わりました。
私がいきむのと合わせてグーッとお腹を押して赤ちゃんを出そうとします。
「赤ちゃん、頑張って!」と私も心の中で応援。
その間夫は汗を拭いてくれたりしながらずっとそばにいてくれました。
出産後、「nanaの顔がいきみとともに真っ赤を通り越して真っ青になってるから、つい「もう息していいよ。」って言いそうになったよ」と言っていました。
13時17分:出産
40分後、元気いっぱいな泣き声とともに待望の赤ちゃんが出てきました。女の子です。
夫は少し涙ぐんでいました。
私は無事に出産をやり遂げたという気持ちに溢れ、興奮状態。
赤ちゃんの撮影開始
先生も看護婦さんも立ち合い出産には慣れていて、赤ちゃんが出てきたらすぐに「ご主人、カメラを準備してください」と夫に動画や写真の撮影を促していました。
出産直後のnanaが脱力している中、夫はnanaに背を向けて、ずっと赤ちゃんの撮影をしていました。
「nanaを無視して、赤ちゃんだけ?」と思いましたが、赤ちゃんの動画や写真は家族の思い出になりますので、それはそれで良かったです。
助産師さんがすかさず赤ちゃんを洗いに奥へ行き、産着をもって戻ってきました。
そしてnanaの名前、赤ちゃんの出産時の体重、身長、出産時刻を記入した紙を私に見せながら「間違いはないですか?」と確認。
分娩時に会陰切開をしたので医師に縫ってもらい、身体を清拭。
着替えをすませたり、赤ちゃん、夫と3人での記念撮影もしてもらった後、3時間そのまま休憩しました。
産着を来て温められている赤ちゃん。
つい先ほどまで分娩で大変だった分娩室。
そこにいるのは生まれたばかりの赤ちゃんとnanaと夫のみ。
無事に生まれてきてくれた我が子を見る私と夫は喜びに満ち溢れ、3時間の休憩中、ずっといろいろ話をして過ごしました。
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