nanaが出産後に入院をしたときの体験談です。
出産日(入院1日目の扱い)はゆっくりできましたが、それ以降は授乳指導、ミルクの作り方&消毒、沐浴指導、おむつの替え方、赤ちゃんのお世話など、とても忙しかったです。
今、妊娠している人も、これから妊娠するかもしれない人にも役立ってもらえれば嬉しいです。
入院3日目の起床~お昼までの出来事!検査の申し込み、回診、沐浴指導など
産後3日目。
入院中の1日の流れもだいぶ慣れてきました。
やっと赤ちゃんのお世話も始まり、ドキドキの母児同室スタートです。
入院3日目の起床~お昼までの出来事をお伝えします。
7時:起床
この日も朝7時過ぎに目を覚ましました。
ベッドから起き上がるだけでも辛いのですが、がんばってカーテンを開け、テレビを小さな音でつけ、再びベッドで横になりのんびり過ごしました。
7時30分:検査の申し込み
すると看護婦さんが病室にやってきて、赤ちゃんの「聴覚スクリーニング検査」「血液型検査」「先天性代謝異常検査」の申し込みの有無を聞かれました
。
nanaの居住している名古屋市では「先天性代謝異常検査」は必須となっているようですが、それ以外は希望に応じてとのことでした。
特に「血液型検査」はせめて4~5歳にならないと正確には分からないとのことでした。
生後間もない赤ちゃんはどうやらお母さんの血液型が強く出がちだそうです。
あらかじめ夫と事前に相談し、すべての検査をお願いすることにしていたので、そのように看護婦さんに伝えました。
8時:朝食
朝食の時間です。
この日の朝のメニューは、トースト1枚、ハッシュドポテト、ハムステーキ、野菜サラダ、グレープフルーツゼリー、グレープジュースです。
身体を回復させるためにも完食をしようと頑張ったのですが、また食べきれませんでした。
入院3日目の朝食
10時:回診(看護婦さん)
看護婦さんの回診です。
検温、血圧測定、子宮の戻り具合チェック、胸の張り具合チェックがありました。
この日から母乳が出ているかの確認が加わりました。問診されたあと、実際に胸を触診してもらい、乳腺が開通しているかを診てもらいました。
10時20分:回診(医師)
医師による回診です。
子宮の戻り具合を触診。その後処置室に移動し、看護婦さんに縫合部を消毒してもらいました。
出産して二日も経つのにまだ歩くとフラフラします。縫合部も違和感が強く、とても歩きづらいです。
10時45分:沐浴指導
休憩もなく沐浴指導がありました。
この日は助産師さんから沐浴の手順や注意事項について口頭で説明があった後、実際に赤ちゃんを助産師さんが沐浴させ、私たち新米ママさんに見せてくれました。
男の子だったからか力強く泣いていて可愛らしかったです。
実際に自分の赤ちゃんの沐浴は入院中に様子をみながら実習するとのことでした。
ちょうど面会時間と重なり、パパも希望があれば参加できるとのことでしたので、夫に話したところ、夫もチャンスがあれば参加したいとのことでした。
病室で休んでいると清掃スタッフが部屋の掃除に来てくれました。
毎日朝食後に部屋の掃除に来てくれるようです。
床清掃、シャワー室、洗面所、お手洗いの掃除に加えてゴミも処分してくれます。
入院3日目の昼食~夕方の出来事!エステ、赤ちゃんが病室に来るなど
入院3日目の昼食~夕方の出来事をお伝えします。
12時:昼食
お昼ごはんです。
秋刀魚の塩焼き、レンコンの豚バラ巻き、法蓮草の菊花和え、鶏肉と人参の炊き込みご飯、豆腐のお味噌汁、パイナップル・グレープフルーツのカットフルーツでした。
入院3日目の昼食
和食のメニューで身体にとても良さそうだったので今回は頑張って完食しました。
しっかり食べないと母乳も出づらいと聞いていたので、これからは少しずつでもしっかり食べるようにしようと思いました。
15時:エステ
おやつの時間に出産ご褒美のエステがありました。
産院によって色々な特色があるかと思うのですが、nanaの出産した産院にはエステルームがあり、脚のリンパマッサージやフェイシャルエステなどのエステを受けることができました。
nanaは出産時のいきみにより、顔からデコルテにかけて毛細血管が切れてしまったようで、赤い斑点ができてしまっていました。リンパの流れを良くして早く斑点がなくなるといいなとの思いも込めてフェイシャルエステをお願いしました。
エステティシャンと出産のことなどを話しながらたっぷり1時間近くマッサージしてもらいました。
妊娠中は仰向けに横になることはできなかったのですが、およそ10か月ぶりに仰向けで施行を行いました。
香りも良くて心身ともに久しぶりにリラックスできました。
15時50分:おやつ
部屋に戻り、面会で来ていた夫にとっておいてもらったおやつを一緒に食べました。
チーズケーキのベリーソースがけ、ハーブティーでした。手作りのチーズケーキは濃厚でソースとも相性がよく、おいしくいただきました。
入院3日目のおやつ
16時:赤ちゃんが病室に来る
部屋に赤ちゃんがついにやってきました。
黄疸の疑いでずっと新生児室預かりでしたが、数値も下がりミルクの飲みもよくなったとのことで、いよいよ母児同室スタートです。
部屋にきてさっそく授乳です。
助産師さんから授乳の仕方を教えてもらい、ドキドキしながら出産のとき以来となる赤ちゃんをしっかり腕に抱きしめ授乳しました。右・左ともに1分ずつ行いました。
小さなわが子は一生懸命まだ十分に出ない母乳を吸おうと頑張ってくれました。
その様子を見て、「早くたくさん母乳を飲ませてあげられるようにならなくちゃ!」と心から思いました。
そしてミルクのつくり方を教えてもらって哺乳瓶のミルクをまだまだお腹のすいている赤ちゃんへ。
この日は30mlのミルクを与えます。日を追う毎に10mlづつ増やして様子をみます。
おむつの替え方も教えてもらい、そ~っとわが子のおしりを拭いて新しいおむつへ。
小さな新生児ケースにまたわが子をそ~っとおきました。
夜9時までは夫がいるので心強いですが、深夜は一人で赤ちゃんのお世話をします。
そのことを考えるとドキドキしました。
産院によって赤ちゃんへの授乳間隔が違うかもしれませんが、nanaの産院では3時間毎の授乳だったので、目覚ましをセットして3時間毎に授乳をしました。
入院3日目の夕食~消灯の出来事!赤ちゃんの検温、ミルクなど
入院3日目の夕食~消灯の出来事をお伝えします。
18時:夕食
夕食の時間です。
この日の夕食は名古屋らしいメニューでした。
ひつまぶし、野菜サラダ・鴨肉パストラミサラダ、茄子と生麩の味噌田楽、かぶと柿の甘酢和え、カットフルーツでした。
入院3日目の夕食
妊娠前は名古屋人にも関わらず鰻が苦手で全く食べられなかったのですが、どういうわけか妊娠後、義母に誘われひつまぶしを食べに行った際、ドキドキしながらひと口含むととても美味しく感じることができ、今では好きになりました。
妊娠をきっかけに味覚が変化したのでしょうか。
この日の夕食も完食はできず、夫に半分食べてもらいました。
でも久しぶりの鰻は美味しかったです。
18時45分:赤ちゃんの検温
夕食後病室に看護婦さんが訪れ、赤ちゃんの検温をしていきました。
異常なしとのことでホッとしました。
いよいよ今夜から赤ちゃんと過ごすことが確定です。
19時:看護婦さんがミルクを持ってくる
看護婦さんが赤ちゃんのミルクを持ってきてくれました。
nanaの赤ちゃんは特別アレルギー体質というわけでもないのですが、黄疸の疑いがあったり産後の授乳も拒否したり、嘔吐が続いたりとしていたので、念のためアレルギー対応ミルクを持ってきてくれました。
このミルクだと飲んでくれるようです。
ペプチドミルク(E赤ちゃん)
看護婦さんが退出したあと、初めて自分で授乳してみました。
両胸3分ずつの授乳とミルクです。
30ml作り、5ml残しました。
おむつ替えもドキドキ手際も悪いですが行いました。
愛する娘のお世話がこんなに緊張し、かつ楽しく感じるとは。赤ちゃんの魔法にでもかかっているようです。
20時:シャワー
夫が病室で赤ちゃんを看てくれている間にシャワーを浴び、夫と面会終了間際まで赤ちゃんを見守りながらいろいろ話をしました。
21時:面会終了
この日も面会終了です。
夫は赤ちゃんが病室にいるので後ろ髪ひかれる思いで自宅に帰っていきました。
nanaは赤ちゃんと二人きりになりますますドキドキです。
ひどい眠気がまだあるのに赤ちゃんが気になってまるで寝られません。
次の授乳時間である22時まで起きていることにしました。
22時:就寝
念のためかけていた目覚ましを解除し、授乳。両胸3分ずつとミルクです。
今回は30mlすべて飲んでくれました。
おむつ替えもなんとか済まし、赤ちゃんが吐いたりする様子もないのを確認してnanaもベッドで横になります。
また3時間後です。目覚ましをセットし眠りにつきます。
深夜1時、4時に授乳をしました。4時の授乳ではミルクの量を多くするように言われていたので40ml作りました。